
ホームヘルパーとは、老衰や心身の障害等の理由により日常生活を営むのに支障のある高齢者や障害者の家庭を訪ね、 身体の介護や家事サービスを提供する人のことをいいます。
病院や施設ではなく、住み慣れた自分の家で介護を受けたり、日常生活の手助けをしてもらいたい方に対して、日常生活での援助をするのが、ホームヘルパーの仕事です。
ホームヘルパーの主な仕事は、
1.身体の介護に関すること
食事、排せつ、衣類着脱、入浴、身体の清拭・洗髪、通院等の介護
2.家事に関すること
調理、衣類の洗濯・補修、住居等の掃除・整理整とん、生活必需品の買い物、関係機関との連絡、その他の家事
3.相談・助言に関すること
があります。
ホームヘルパーの職場には、以下のようなところがあります。
| 民間団体 | 福祉公社、福祉系生協、謝意福祉協議会、NPO法人 |
| 社会福祉施設 | 特別養護老人ホーム、在宅介護支援センター |
| シルバーサービス産業 | シルバーサービス企業 |
| その他 | 家政婦紹介事業所 |
ホームヘルパーの勤務形態として、同じ家への訪問は週2回程度、1人あたり平均七世帯ほどを担当します。最近では「チーム運営方式」が採用され、常勤・非常勤・主任のホームヘルパーと、ソーシャルワーカー、看護師がチームを組んでサービスを提供する仕組みになっています。
ホームヘルパーとして働くには、法的資格は必要ありません。
ただし、介護保険制度に定められた、一定の養成研修を受けなければ、ホームヘルパーの仕事ができないようになっています。
介護サービスを提供する事業者も、ホームヘルパーの養成研修を受けたものを雇用することが、必要とされています。介護事業所で、 ホームヘルパーとして働きたいなら、ホームヘルパー養成研修を受けなければならないのです。
養成研修は、介護知識や技術などの向上を図るために実施されていて、各都道府県で1級から3級の認定をしています。
3級ホームヘルパーは、養成研修の中では、入門コースにあたります。ここでは、介護や福祉について、基本的な知識などを身につけます。
ただし、介護事業者は、3級ではなく、2級以上の研修を受けたホームヘルパーでないと、常勤として雇わないケースが多くあり、 3級はあくまで、2級ホームヘルパーへのステップアップのための過程だと捉えたほうが良いでしょう。
ホームヘルパーとして働くためには、2級以上の研修終了は必須条件といえるでしょう。
ホームヘルパー2級の資格を取るためには、ホームヘルパー養成研修を受けなければなりません。
ホームヘルパー2級養成研修を受講するには、大きく分けて公的機関(自治体、社会福祉法人、生協、JAなど)が主催しているものと、民間 (介護サービス事業者、専門学校など)が主催しているものがあります。
公的にホームヘルパー養成研修を主催している機関は、自治体などがありますが、ほとんどが無料で受講できたり、 費用がかかってもテキスト代だけで済みますので、非常に安価に受講できます。
ただし、通学制であること(決められた日時に、決められた場所へ通う必要があります)や、養成研修を行っている主催団体のある地元に住んでいることが条件になっている場合も多くあります。
今現在、仕事を持っている人には、ちょっと厳しいかもしれません。
介護サービス事業者や、専門学校などの民間機関が主催するホームヘルパー養成研修は、多くの場合通信教育という形をとっています。
実技も、土日で行っている場合も多いので、他に仕事を持っている人は、民間主催の研修を受けるのが良い選択でしょう。
公的機関の場合、研修修了後にすぐに、その団体や機関でホームヘルパーとして勤務する義務がある場合もあります。しかし、民間の場合は、 そのような束縛がないので、研修を受けてからでも、じっくりと将来の進む道を考えたい人には、民間での受講がオススメです。
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